前回記事でご紹介した「NEW RECYCLE Tシャツ」
リバースプロジェクトとボンマックスさんとのコラボレーションプロジェクト「WORK4 BANGLA」の
Tシャツを使用したこのTシャツは、アジア最貧国といわれているバングラデシュでつくられています。
リバースプロジェクトはこの夏、ボンマックスさんがものづくりを行なう工場と、WORK4 BANGLAの
寄付先であるシャプラニール=市民による海外協力の会さんの活動視察にいってきました!
北海道と九州を足したほどの面積に、1億6000万人もの人がひしめくバングラデシュ。
亜熱帯地域の天候に加え、人々の活気がもたらす熱気がとにかくあつい!!
経済的に急成長を遂げつつあるバングラデシュですが、それを支えているのが縫製産業です。
バングラデシュは今、世界中のアパレルメーカーがものづくりの基盤として集まっていることから、
「世界の縫製工場」とまで呼ばれるようになっています。
そんなバングラデシュに到着し、早速縫製工場へ!
工場に入ると、中にはハイテクな染め機や、織り機がずらりと並んでいます。
熟練された技術で機械を操るスタッフの方々。
撮影が気になり若干仕事が手につかない様子です笑
フロアを覗いてみると、そこには防災訓練を受けたと見受けられるスタッフや、壁には※BSCI認証によって保証されている労働者の権利が記されたものが見られたりと、この工場のコンプライアンスは確かに遵守されているようですね。

※BSCI...ILO(国際労働機関)の労働基準に基づき、倫理的調達のための欧州社会的監査システム。 法令遵守、労働衛生と安全性の確保、児童労働・強制労働および懲戒処分の禁止などを定めた行動規定を監査しています。
工場のマネージャーやスタッフへのインタビューでは、ピンマイクの存在に戸惑ったりと、
途上国の撮影ならではの姿が笑
現地の言葉であるベンガル語を翻訳してもらいながら、それをまた日本語に、と非常に大変な翻訳作業でしたが、なんとか無事に得映像を撮り終え寄付先のシャプラニール=市民による海外協力の会さんの事務所へ!
シャプラニール=市民による海外協力の会は、バングラデシュが独立して間もなくから活動を行う国際NGOです。
今回はその取り組みの中でも、家事使用人として働く少女たちの教育機会の創出と自立を促すプロジェクトに寄付することにしました。
縫製工場には、たくさんの女性が働いています。
家事使用人として働く少女たちが、よりよいものづくりの環境で仕事ができるようになってほしいとの願いを込めて、このプロジェクトへの寄付を決めました。
今後リバースプロジェクトは、このWORK4 BANGLAを通じてバングラデシュの発展を長期的に応援していきます。十数年後、工場で彼女たちが笑顔で働く姿が見たいものですね!
皆さんもぜひ、Tシャツを通じての社会貢献、やってみませんか!?
WORK4 BANGLA
特設サイトはこち
http://www.bonmax.co.jp/company/rebirth-project.php