味や品質には全く問題がないのに、少し形が悪いというだけで廃棄されてしまう野菜。
飲食店や家庭での食べ残し 。
日本では様々な理由から、まだ食べられるのに廃棄されてしまっている食事が沢山あります。このフードロス(食べられるのに捨てられてしまうこと)の問題に、REBIRTH PROJECTでも何か取り組めないか、との思いから、東京都立川市にある児童養護施設で食育を兼ねたチャリティーイベントを実施しました。
日本にも、様々な理由から親御さんと一緒に住むことのできない子供たちが大勢います。そんな彼らに、「食育のきっかけになるような、暖かい食事をお届けしたい!」という発案で、廃棄されてしまう運命にある規格外の野菜や、野生のジビエのお肉などを使ったお食事を届けました。
食事の提供はもちろん!
大人気のREBIRTH PROJECT CATERINGで作りました。
さらに、2017年1月21日より公開されたソーシャルシネマ「0円キッチン」の上映会を子供達の食育を目的に実施しました。

使った廃油 684.5リットル。走行距離 5079km。救出した食材690kg。『0円キッチン』はジャーナリストで“食料救出人”のダーヴィドが食料廃棄をなくすため、廃油で走るキッチン・カーでヨーロッパ5ヶ国を巡り、廃棄食材クッキングの旅に出るエンターテイメント・ロードムービーです。
映画に食いつくように見る子供達。
美味しい食事を食べながら、フードロスにも興味津々です!
子供達の柔軟な発想、吸収力に、改めて驚かされました。
施設の先生方らは、「社会について考えるきっかけは難しい。ぜひ継続的にやっていただけないでしょうか?」と大変絶賛いただくことができました!
【0円キッチンの上映会をPRBARで開催】
今回のチャリティーに賛同頂ける方々を巻き込んで、映画の上映会をPRBARでも実施しました。
監督のダーヴィドにもお越しいただき、映画にかけた想いを語っていただきました。
世界で生サインされる食料の3分の1が廃棄され、毎年世界で13 億トンもの食料が廃棄されている現状を知ったダーヴィドさん。ユニークな発想で、廃油で車を走らせ、ヨーロッパ5カ国で廃棄食材クッキングをするその姿は、まさにクリエイティブに社会課題を解決するREBITH PROJECTと共感できる内容でした。
ベルギーでは欧州議会の食堂でゲリラ的に廃棄食材料理を作り議員たちに食料廃棄問題を訴えたり、オランダでは未来の食として注目される”昆虫”で料理を作り小学生たちに食べてもらったり、フランスでは1日料理人として漁船に乗り込み、捨てられてしまう魚で料理を作るなど、その突飛かつエネルギッシュな行動力に、参加者の皆さんも興味津々でした。
REBIRTH PROJECTでも、現在このフードロスへの取り組みアイディアがたくさん出てきています!
お披露目まで、ぜひご注目くださいね〜!!
REBIRTH PROJECT:https://www.rebirth-project.jp
0円キッチン:http://unitedpeople.jp/wastecooking/about